4kテレビって何？盛り上がり始めた背景は？

4k テレビはフルハイビジョンテレビに次ぐ新世代のテレビ規格として登場しました。
オリンピックやスポーツ観戦、映画鑑賞を目的にテレビの買い替えを考えている方なら、購入の比較検討の候補に入っているかもしれません。
薄型テレビ市場でも4k テレビは非常に堅調な売れ行きをみせています。
一方で4k テレビとはなにか、その意味や利点をよく理解していない方も多いのが現状です。

そもそも4kってどういう意味？

4k テレビはフルハイビジョンの4倍のにあたる約829万画素の高解像度をもつ新しい規格です。
フルハイビジョンの画素数はヨコ1920画素×タテ1080画素の207万3600画素であるのに対し、4k規格はヨコ3840画素×タテ2160の計829万4400画素となっています。
そこで1000をkで表し、ヨコの3940画素をおよそ4000とみなして4kと呼んでいるのです。

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進む大型テレビの4k移行とその背景

現在出荷される大型テレビのうち半数以上が4k テレビです。薄型テレビ全体では2割ほどを占めています。
今後もこの傾向は拡大し、特に大型ではほとんど4kが主流となると考えられていますが、その背景はより美しい画像へのニーズが高まっていることが挙げられます。
画面が大きいほど画質の粗も目につくため、4k テレビの需要が伸びているのです。

地デジもブルーレイも4kクオリティで

通常の地上デジタルハイビジョン放送やブルーレイの画質は4kよりも解像度が低いため、4k テレビで観ても意味が無いのではないかという意見があります。

しかし実は4k テレビにはこれらの解像度を自動的に4k相当に変換して映し出す新技術が搭載されているので、名作ブルーレイやいつも見ているテレビ番組が更にグレードアップするのです。

4kテレビはフルハイビジョンを超越した高画質を実現し、大画面を近くで見ても細部まで美しい映像を楽しむことができ、臨場感ある映像を自宅にいながらシアター気分で味わいたい方には最適です。
また4kには興味が無くても、店頭で実際に画質を比較した結果4kテレビの購入にいたるケースも増加しており、2020年の東京オリンピックに向けてさらに普及が進むと考えられます。